Over the top

Yuki Yamaguchi. Alvark Tokyo Assistance Coach/Skill Coach. Otero Junior College(NJCAA)-Pfeiffer University(NCAA Division2). bj league浜松東三河フェニックス-秋田ノーザンハピネッツ-青森ワッツ. B League茨城ロボッツ-新潟アルビレックスBB-富山グラウジーズ,現役引退。現在はアルバルク東京でコーチ。 子供の頃からの夢だったアメリカでのバスケ。そして日本でプロバスケットボール選手として11年を過ごし、 22-23シーズンからコーチの道へ。この舞台、この環境でコーチできることに感謝して、チームの使命を果たせるよう日々がんばっていきたいと思います。Make a new history.

June 2009

晴れない日曜日

いやー負けてしまいました。

試合は接戦になり、ひじょーに悔しい敗戦となってしまい、深中三年生女子は今日を持って現役を引退することになりました。

試合の方は出だしうまくうちが抜け出し、リード。

しかしどうもボール運びで相手のプレスにひっかかってしまい、主導権を握れず、前半4点差ビハインドで折り返す。

後半も依然相手のプレスに手を焼き、一時10点ちょい離される。

やっと最終クォーターでプレスを突破できるようになり、流れを掴めかけるも、課題のストップと判断のところがてきとーになってしまい万事休す。

三年生にとってはダメージの残る引退になってしまいました。

自分の中ではあのプレスをガード陣で突破できるだろうなという読みでした。

しかししょっぱなで引っかかってしまい、それが後にまでひいてしまったという感じでした。

ボール運びに関しては突破力のあるウィングの子に運ばせる手段もあったのですが、小さいガード陣にはここを突破してきてほしかったので最後まで彼女たちを信じました。

練習してきたインアウトのあわせなどは(ゾーンに対して)かなりうまく表現してくれました。

それだけにやはり勝たせたかったんですが・・・

僕自身の反省の一番は、勝利に徹底できなかったこと。

もちろんそのガード陣の起用にしてもそうですけど、それ以上に、相手の強さを認めてしまったとこがあった。

正直、高さ、うまさ、ボールを扱う能力など、相手が一枚上手のチームだなと感じました。が、点差は8点。いくらでも僕の一声二声、采配次第でひっくり返せる力差でした。

力差を仕方ないなという感覚にしてしまった。

力差があっても勝負をひっくり返せてしまうところがスポーツの、バスケのおもしろさ。

反面、監督、コーチが一番大事なのだけど、プレーするのは選手たち。試合時にできることは限られてくるなーってすごく実感した。

癖やできないことは試合で治ったりできるようになったりするもんじゃない。

本当に少しずつ上達し始めていたので、あと一ヶ月彼女たちをみてみたかった。

まだまだ勉強が必要、ということです。

特に女の子の指導は未開の領域でした。そういう意味では僕にとってはとても良い経験ができました。でも選手達はそういうのでは困るのです。結果が必要なわけです。

その点ではとても彼女たちに申し訳ない思いがあります。

もちろん練習メニューが良かったにしろ、悪かったにしろ、チームの状況を把握して試行錯誤しながらメニューを作ったことなどには後悔はありません。

相手のコーチ陣、先生方は一年、二年、三年のスパンで指導するわけで、生活指導などもあり、チーム作りをする上では間違いなく自分のそれとは違いがあり、僕の比ではないわけです。

が、自分の中では自信を逆にもつことができたというか、もちろん一年継続してみる、なんてことは学生のうちは不可能なんですが、それでも負けたくないってのが本音でした。

それとともに、やはり一年間みれない厳しさもひしひしと感じたし、本当にやってきたことがでるんだなとも再認識しました。

なのでとにかく一年間通して指導してみたいってのはすごく思いました!

とにかくすごく感じるのはファンダメンタルの大切さ。

基礎が大事なんて軒並みな言葉だし、自身、わかっていたつもりでわかっていなかったと思います。

みなさんにもそういった方がいるんではないでしょうか??

基礎っていっても一概には言い表せないですが、要するに自分のプレーの基盤となる、土台となるものです。

基礎があればあるほど=土台がでかければでかくなるほど、上に乗せられるものがたくさんできるわけです。

うちのチームに限っていえば、男女ともに、そこの土台になりえるものが大きくはなかった。

中学生だから当たり前だーって思うかもしれませんが、中学生だからこそです。

中学生だからこそ、ファンダメンタルがしっかりできていれば、伸びもかなり期待できるなと。

逆に中学生は変な癖などを矯正することも難しくないわけです。なぜならやつらはスポンジであるから笑

ファンダメンタルの有無は、ミスの大小である程度確認できるのかなってのも感じました。危機の回避する能力、察知する能力、こういったものも基礎で培われるもの。

基礎ができてる選手こそ、正しい判断が瞬時にでき、ミスが少なく、試合に勝利するということに貢献できる選手なんだなと強く感じました。

もちろん僕自身ファンダメンタルを極めてるわけではないです。僕自身また基礎から返ってやらないといけないなと、感じることができたということです。

話は飛躍しましたが、深中の三年生女子にはありがとうという感じです。

男子とはまた違った感覚。

コーチが変わったりして、要求されるプレーもかなり変わったはずだから、大変だったと思う。けど、しっかり(多分)ついてきてくれて。

それだけにもう少し時間があれば、って思ったんだけど。

でも自分がなにより楽しかったので。

こんなかわいい中学生たちに触れられるチャンスをくれた山本先生には本当に感謝だし。

試合負けてみんなの泣いた顔みたらやっぱり、とてつもない悔しさに襲われたし、その後のみんなの素敵な顔をみれたことはすごく良かったなと思う。

明日からは新チーム。

男女ともに。

女子は一年生しかいないけど、一歩ずつやっていきたいなと思うし、限られた時間の中で、引退した三年生を含め、伝えることをしっかり伝えていきたいなと思います。


で、今日はその後東京都の総体予選、後輩が3人もいる世田谷学園を応援しに駒沢体育館まで足を運びました。

インターハイの切符をかけた一戦。

一人は俺が小六のときの一年生、毎朝教室にいっては俺ら六年生が一年生のやんちゃを世話してて、そんなやんちゃな一年生たちの中にいたやつ。

今でもその事とか覚えてる。

個人的に世田谷は好きな高校だし、後輩たちに全国大会を味わってほしかった。全国大会って本当に良いところだから。

結果は3点負け。

でも彼らの意地はすごかった。

最後の最後まで相手を追い詰めた。

そんな感じで、今日はブルーな一日になりました。

が、いろんな人たちのがんばりをみれたし、「最後の試合」っていろんな思いが詰まった試合をみることができて、触れることができて、なにより良かったです。

みんなありがとう太陽

明日はきっと晴れるさ山




a6f2fb2f.jpg


0c9ca0a7.jpg


884e6734.jpg

六月二十七日 土曜日

こんちわー

明日女子試合っすー

まー昨日の夜から金子さんとスカウティングしまくり、あーでもないこーでもない話して、結論、きっと勝てるでしょう。とゆーことになりました笑

女子は四苦八苦しながら指導してきましたが、少しずつ、形にはなり始めてるかな、やってきたことが実になりはじめてるかなーとゆー感じです。

もう少し時間があるといーんだけどなーって思いながらでしたが、明日勝つと都大会が決まってこっからまた一ヶ月みれるので、ぜひ明日は彼女たちに勝ってもらいたいなー。

プレスのところとハーフのゾーンのところをミスせず、リズムよくシュート打てれば負けないとは思います。

だいぶリズムはつけられるようになってきたので、やっぱりもう少しやりたいなってのが本音っす。

彼女たちを信じましょう。

でー、男子は新チームが始まったんですけど、むむむ、これはなかなかおもしろい。とゆー結論に至りました笑

けっこう駒がそろってるな。

二学年ともに基本的には真面目な学年なので、確実な成長は期待できるのかなーといったところです。

明日がんばりまーす☆

決めた覚悟と最期の後の顔

いやー愛すべき深中男子三年生は、今日を以て中学バスケの三年間に幕を閉じました。

51-119。

スコアだけみればボロ負けだけど。

俺にとっては「ナイスゲーム」って言われるやつでした。

出だしから名前負けせず果敢にぶつかりにいったボックスアウトがただただ胸を熱くさせました。

ネームバリューがあり、高さが決定的に違う相手に、向かっていったボックスアウト。

一週間やってきたことだから、気持ちを表すためのツールだったから、それが気持ちの戦いで互角に持ち込んだ。

うまさや走力は全然違うけど、最初のいくつかの攻防で相手を少しでもその気にさせたのは大きかった。

その気持ちが乗り移って何本かシュートも決まって、歓声がすごかったね笑顔

ヤマケンが今までの鬱憤を晴らすくらいに活躍してくれてごはん

下手だけどバスケが大好きで、練習にもきて、試合に使ってもらえなくてへこんでたけど、今日しっかり取り返したもんな!!

森山は何回か崩れそうになったけど、なんとか持ちこたえてくれて、難しいシュートをよく決めてくれた。

ヤンキー五木田だってやるときはやる男。ちゃんとコートにやってきたことをおいてきてくれたよね。

みんながそれぞれ良い仕事をして、やっぱり君たちはすごいねって感心させられた。

最後の相手があいつらで、むしろよかったのかもしれない。

印象的だったのは負けた後。

何人かは泣いていたけど、けっこうみんなケロっとしてた。

何人かは集合終わって解散したあとも試合のこってみてた。

あれはきっと、彼らにとっては「終わり」じゃないんだね。

終わったーって感じじゃなかったもの。

「現役」って肩書きはなくなったけど、俺たちまだまだ練習くるよ。バスケするよ。うまくなりたいよ。

そんな表情だった。

それだけでもすごくでかい収穫じゃない??

とことんバスケをやって、引退とかそーゆーのじゃなくてさ、一区切りではあるけど、やりたかったらたくさんバスケして、もっともっとうまくなればいいんだよ。

俺にとっても思い出深い学年だったからさ、負けた後くるかなーって思ったけど、あいつらの表情みたら俺もケロっとしちゃったよ笑

ホント大変な学年だったから、去年の三年生が引退した次の日から合宿まで、そしてこの大会前から一ヶ月間みさせてもらって、やっぱり相変わらず大変な学年で笑

でも個性が強くて魅力のある不思議な学年。

吸収力がすごくて、あっとゆー間にうまくなって。

純粋な気持ちに、バスケ大好きな気持ちに触れて、俺も力が入ったし。

みんなの成長をみれて俺もすごく嬉しかったし、何より楽しかった音符

彼らには感謝しなくちゃいけないね。

三年間お疲れ様。下級生、頼むな。


んで

女子はまー辛勝ってやつですか??

最終的には15点差で勝ち。

前半からかなりがっちり中を守られて、嫌だなーって思ってたんだけど(高さのあるチームだったから)、後半ディフェンスからのボックスアウト、リバウンド、ルーズ、特に練習で集中してやってきたことをしっかりと彼女たちが表現してくれて、3ピリに抜け出して勝利。

自分としてもある程度計算しながら、とゆーよりもなんとなく誰がでてどう試合が動くとかも確認できたし、ある意味苦戦しながらも勝てるという予想が当たった。

女子はけっこう未知だったけど、今回の試合である程度目安はつけられたかなとゆー感じ。

リバウンドのこぼれ球、ギャンブルからイージーシュートとか、まー予想範囲内のやられ方だったから、その辺は声がけでなんとか修正できるんだなと。

相手の4のスリーははっきりいって予想外で(3本決められた)、そこの想定外がなかったらまーもう少し楽に勝てたのかな??

でも女子は我慢できるな。

練習試合では何回かみたことあったけど、一試合通してみることができるってのはすごく大事で、今までわからなかった課題とかもいろいろ発見できたのが良かったし、弱くはない相手に、キーになりえる選手がある程度ゲームを動かすことができたのもよかった(自覚はないと思うけど笑)

まー女子の場合は口でゆってわかるとゆーよりは、見本をみせて、イメージを作らせてから教えないといけないのかなと思った。

まっ、来週勝負なんで、今週一週間しっかり準備を。

まーそんな感じです。

おやすみなさい月

明日は「挑戦」の日

こんにちわ!!

いや、こんばんわ笑顔

明日は愛すべき深中生たちが、男子女子両方とも試合になります。

女子は初戦。

三年生が7人。試合に絡めるのも7人。

タフな戦いが予想されますが、力的にみればうちが上を行ってる相手。でも危険な相手でもある。

高さがあり、相手の監督は審判長(多分)であり、試合慣れもしていて、なんとなーく嫌な感じ。

でも試合をするのは彼女たち。

男子に比べるとより四苦八苦しながら指導してきたけど、練習を休んだり、だらしないとこがない女の子たち。

状態は少しずつだけど上向いているので、もっと彼女たちの成長をみたいので、ぜひとも、明日は勝ってほしいね。

アイディアやきっかけはなんとなくわかってきているだろうから、目的がぶれないように、うまく修正しながら戦っていきたい。

女子を一試合みるのは初めてだから、これは俺の挑戦でもある。

彼女たちを信じましょう。


男子は!!

最強の相手ですなVS

3年生は、すごくだらしない子が多くて、練習も平気で休むし、本当にむかつく子達が多い!!

でも不思議な魅力をもっている3年生。

かわいいんだな。

森山は明日またどれくらい32分間の中で進化してくれるのだろう、成長をみせてくれるのだろう。

他のみんなは??

俺の知らない「良い」面をまたみせてくれるのかな??

すごく手のかかる学年だったけど、気がつけば俺の一言で、雰囲気を感じ取ってやってくれるようになった、いつの間にかみてなくても、自分たちでできるようになった、そんな不思議な学年。

ある意味俺が初めてガチっとみた、いやみさせてくれた学年だから。

中学生って、どれだけすごかろうが、ふつーだろうが、中学生だから。

相手は高校生みたいな中学生だけど、中身は中学生だから。

そんなことを今週はやつらに伝えたつもり。

やろうと思えばいくらでもやれるんだから。

明日の試合がすごい楽しみですおにぎり

僕は必殺の笑山口直伝的な作戦たちを練りに練って、明日の試合を迎えようと思います!!

ではおやすみなさい月

追記

っつーか誰だキャブス優勝するっつったやつ!!

みたか!!

LA is the BEST!!

俺はシーズン中盤から確信していたけどねー

アメリカ人は今レブロン人気すごくて、コービー勢力はむしろ少数だった。

だからキャブス優勝するってやつが断然多くて、俺とJoey(チームメイト)は夕飯のたびにレイカーズが一番だ!!ってひたすら見る目のない笑チームメイトたちに反論してきた。

はっきりいって俺はコービーレブロンどっちが上だってのは興味ないし、ナンセンスな話題だし、どっちが一番だから何??って感じがあるからどーでもいい。

一対一選手権があるわけでもないし。

でもなんかレブロンがすごいからキャブスが優勝するって波がなんか許せなかった。

シーズンの対戦みても全然レイカーズのほうが強かったし、バランスとか選手層とかみてもレイカーズだろって俺はすげー思ってて、そーゆーところみないでなりふり構わずあーだこーだゆーアメリカ人たちははっきりいってみるに耐えなかった笑

あーだこーだゆーのはかまわないけど、ゆーなりにちゃんと現実をみてほしいって思ったし、同じチームメイトでもそーゆーレブロンのすごいダンクとかしかみないでキャブス優勝するとかゆーのはねーだろって思ってた。

なので今回LAさんに勝ってもらってすげーみたか!!って気持ちが強いです笑(ファイナルの相手はマジックだったけど)

プレイオフは日本帰ってきてから全然みれなかったけど、レイカーズーロケッツ戦をみた直後に帰ってきたので、一瞬だけLA優勝のゆるぎない自信が砕けそうになりました笑

でもま、ナゲッツには負けないだろうなって思ったし、マジックに4-1で勝ったとこをみるとやっぱり速いガードがいるところには苦戦するだな、弱点らしい弱点はそこなのかなと思いました。

なのでむしろ速いガードのいないマジックキャブスだったら勝つなってのがありました。

でもキャブスがマジックに負けるのは予想外でした。

スパーズがマブスにぼこられたのも意外でした。

そしてベストシリーズはどう考えてもボストンーシカゴでしたね!!

これからは、またLA、BOSの名門王朝になる気がします。

それに絡むキャブス!みたいな構図。

80年代から90年代にかけてのあれに似てる・・・

あと2、3年はウエストにLAは君臨するんじゃないですかね??

ま、そんな感じです。










ちなみに僕は、コービーレブロン対決にあまり興味はありませんが、レブロンはあんまり好きじゃありません。コービーのほうが好きです笑 

最新コメント
ギャラリー
  • Out of comfort zone
  • Out of comfort zone
  • 駒沢
  • 「あの時があったから」
  • 「あの時があったから」
  • 懐かしさと新しさと
記事検索
プロフィール

Yuki Yamaguchi

月別アーカイブ
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ